相手との離婚を強く望んで別居をはじめたC様ですが、相手が頑として離婚に応じず、ご本人で調停を申立ててみたものの相手方が出頭することさえままならず、困り果てて当事務所へご相談にいらっしゃいました。

裁判上の離婚原因が存在するとは言い難い事案だったため、当職が受任し、相手方との交渉により解決を図ることとしました。

交渉開始当初において相手方は絶対に離婚しないという意思を明らかにしていましたが、当職が介入し、相手方の都合に合わせて自宅の方まで出向いたり、相手方の言い分も聞きながら根気強く説得を続けたことにより、わずか3週間の短期間で協議離婚が成立し、スピード解決に成功しました。

協議離婚の条件面についても調停や裁判等で得られる以上の成果を獲得することができ、ご依頼者様に感謝していただくことができました。

弁護士だからといって鷹揚な態度をとるのではなく、フットワークを軽くして柔軟に対応できたことが早期解決のポイントだったといえます。
平成25年8月23日
弁護士 福嶋正洋 (茨城・つくばの法律相談は法律事務所つくばコムまでお気軽にどうぞ。)